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1月 22

着物と帯の合わせ方

Archived in the category: 余談, 着物

着物と帯の調和を考えるときに、まず思い浮かぶのは色の調和です。もちろん、着物と帯を合わせる際には、色の組合せはとても重要ですが、それ以外にも大切なことが沢山あります。

まず第一に、格式の調和です。着物や帯にはそれぞれ「格」というものがあります。双方の格を合わせることを、格の調和と呼びます。
着物と帯には「染」と「織」があり、着物の場合は、染の方が格上となります。染の着物とは、綸子、一越などの白生地のものを後から手を加えて染めたもので、「後染め」と呼ばれます。一方、織の着物は糸の状態で先に染めてから織り上げるため、「先染め」と呼ばれます。

帯は、着物とは逆に織の帯の方が格上となります。織の帯は金糸銀糸など様々な色糸を駆使して、格調高い文様を織り出したものが多いからです。

「染の着物には織の帯」、「織の着物には染の帯」というのが、昔からのスタンダードな合わせ方として用いられています。ただし、紬の帯などは織の帯ですが、フォーマルではなくおしゃれ用とされています。

格式を合わせたら、次は材質の調和です。着物が紬風のものであれば、帯も同じ素材のものを用います。着物に金銀が入っていたり、箔押しのあるものは帯も金糸銀糸の入った物などを合わせます。つまり、素材の似たものを合わせるということです。
視覚、触覚が基本になり、さらっとした着物にはさらっとした帯、ざらっとした感触の着物にはざらっとした帯を、というわけです。

格式、材質をあわせた後は、色の調和を楽しんでみましょう。余り難しく考えないで洋服のトップとボトムを合わせるように、遊び心でチャレンジしていきましょう。

P.S.大学入試のセンター試験が先週末に行われました。東京に住んでいる大学生の甥っ子が家庭教師のアルバイトをしている高校生が受験したのですが、自己採点でいい成績だったみたいです。臨時ボーナスが出るとのことで喜んでいました。